食卓おたすけ隊
忙しい毎日に役立つ栄養の知識とお料理レシピ
忙しい毎日でも、できるだけ栄養を考えた食事を摂りたいものですね。
このコーナーでは、熱中症が心配なこの季節に積極的に摂りたい栄養の知識と、簡単レシピをご紹介します。
咀嚼や嚥下の機能が低下している方にも比較的食べやすいメニューを掲載していますので、メニューを考えるヒントになれば幸いです☆
暑くなると食欲が無くなり、そうめんだけでいいかな・・・お茶漬けにしよう・・・なんてことになりがち。
しかし、このような食事が続くと、体力がなくなったり疲れやすくなってしまい、熱中症にもかかりやすくなります。
熱中症にならないためにも、水分・塩分の補給だけでなく、しっかりと栄養をとり、暑さに負けない体づくりを心がけましょう。
モンチ先生からのアドバイス📄
食事が進まない方は、食事だけで十分な栄養を摂ることは難しいと思います。
無理せずハイカロリーゼリーなどを利用するのも一つの手です。
筋肉を作るために必要な栄養素です。筋肉は水分を貯蔵する働きがあるため、筋肉量を保つことが熱中症の予防につながります。
多く含まれる食材:肉類、魚介類、卵、乳製品、大豆製品
炭水化物からエネルギーを作り出すときに必要な栄養素です。
多く含まれる食材:豚肉、納豆・豆腐などの大豆製品、玄米
ナトリウムと相互に作用しながら体細胞の水分調整に関わっています。
汗をかいたときはナトリウムとともに排泄されてしまうので、しっかりと補う必要があります。
多く含まれる食材:海藻類、ほうれん草、かぼちゃ、アボカド、ズッキーニ、ゴーヤ、バナナ、小豆、枝豆
これらはまとめてビタミンACE(エース)と呼ばれています。抗酸化作用をもち、疲れのもとになる活性酸素の発生を抑制します。
多く含まれる食材
ビタミンA : レバー、うなぎ、卵、モロヘイヤ・にんじん・ほうれん草・パプリカなどの野菜類
ビタミンC : ピーマン・パプリカ・ブロッコリー、ゴーヤなどの野菜類、キウイフルーツ・いちごなどの果物類、じゃがいも
ビタミンE : ナッツ類、植物油、うなぎ、たらこ、かぼちゃ、モロヘイヤ
他にも・・・
納豆やオクラなどねばねばした食材に含まれる成分は消化管の粘膜を保護したり、タンパク質の吸収を助ける働きがあります。
また、ニンニクやネギに含まれるアリシンには、疲労回復効果や、抗酸化作用があります。
トマトに含まれるリコピンにも抗酸化作用があります。
◆水分と栄養を逃さず摂取!
◆塩こうじでやわらかく!
◆間食でも栄養摂取!
◆夏こそ簡単ネバトロレシピ♪
◆季節の野菜や果物ででビタミン摂取