地域密着の介護情報誌

~介護フレンドリーパスポート~

滋賀大学陵水新聞会 × にじいろのからす

小冊子「介護フレンドリーパスポート第2弾」

連動企画として「介護フレンドリーひこね」noteに取材時の様子もわかる記事を公開!

「介護フレンドリーパスポート」は、2021年の「彦根の未来を創るアイデアコンテスト」にてそのアイデアが介護フレンドリーコミュニティ賞を受賞し、滋賀大学陵水新聞会のみなさんとのコラボプロジェクトとして2022年度に実現しました。

”介護のことを専門に勉強しているわけではない学生”だからこその目線で「介護を始めたばかりの人にもわかりやすく」地域密着の介護情報を掲載しています。

2023年度は第2弾の制作に取り組み、「地域包括支援センター」「彦根市HOTサポートセンター」「小規模多機能型介護事業所ぶどうの家」を取材させていただきました。

発行が遅くなってしまいましたが5月より配布をスタートします。

設置場所についてはこちら(介護フレンドリーひこねのnoteへ移動)に掲載しています。

個別でのお届けをご希望される場合はnijiironokarasu@gmail.comまでご連絡ください。

また、介護フレンドリーひこねのnoteアカウントには冊子に連動した記事を公開しています!
こちらは介護情報に加えて取材時の様子も感じていただけ、とっても読みやすい記事になっています。
noteアカウント(クリエイターページ)はこちら https://note.com/kaigo_f_hikone 
今後もアップしていきますのでフォローしてチェックしてくださいね!(いいねもぜひ!)


※冊子の制作は滋賀大学陵水新聞会、本プロジェクト(冊子制作およびnote公開)に関するお問合せ受付およびnoteのアカウント管理はにじいろのからすがおこないます。
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介護フレンドリーパスポート第2弾
■地域に寄り添う相談窓口「地域包括支援センター」■認知症の早期発見・早期対応「彦根市認知症HOTサポートセンター」■事業所が駄菓子屋?!「小規模多機能型居宅介護事業所ぶどうの家」
(A5サイズ/全6ページ)
作成:滋賀大学陵水新聞会協力:にじいろのからす
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彦根の未来を創るアイデアコンテストでのプレゼンテーションの様子

自身も要支援・要介護でありながら介護をしているひと

子育てや仕事をしながら介護をしているひと

学校に通いながら介護をしているひと

誰にも相談できずに介護しているひと

それはニュースやドキュメンタリー番組の中だけではないから

彦根というまちを

介護する人・される人が当たり前に暮らしやすい地域社会

「介護フレンドリーコミュニティ」に

介護をしているひとのうち、働いているひとの割合は 55.2%(全国)/57.0%(滋賀県)(平成29年就業構造基本調査より)
介護をしているひとのうち、子育てしているひとの割合は4.5%(全国)「育児と介護のダブルケアの実態に関する調査」(平成28年4月内閣府男女共同参画局 より)

老々介護」の問題は広く知られるようになってきましたが、老々介護以外にも、ヤングケアラー(10代の介護者)は推計3.7万人(2017)、ダブルケア(介護と子育ての同時進行)を行う者は推計25.3万人(2015)、
またシングル介護と言われる現役世代の独身者による介護の増加など、介護する人の背景は多岐にわたります。
そうした人たちは増加傾向にはありますが、社会全体から見ればまだまだ少数派で、その状況ならではの悩みを話したり聞いたりすることができず、孤独を感じている人も少なくありません
また、高齢によって必要になる介護のほか、若年性認知症や、精神疾患を有する人の介護など、介護される人の背景もひとくちで語れません。見た目でわからないけれど介護が必要なひとも、実際はたくさんいます。

「介護フレンドリーコミュニティ」とは、介護する人・される人が当たり前に暮らしやすい地域社会を意味しています。
彦根市を中心とした地域の介護に関する情報を共有することで、地域の中での孤独感を和らげたり、介護の負担を減らしたい
そして、今は介護に関わっていない人にも、介護する人・される人の現状や想いを知ってもらうことができたら、介護フレンドリーな社会を地域の人たちが一緒につくっていけると信じています。